

2025/6/5
エンジニアとして複業・副業を経験する中で、「いつかフリーランスとして完全に自立したい」という思いを抱く方も少なくないでしょう。複業・副業は、本業の安定を保ちながら、フリーランスとしての働き方を体験し、準備を進めるための最適なステップです。私自身も、複業・副業を通じて得た経験と自信が、フリーランス独立への大きな後押しとなりました。しかし、独立は自由を手に入れる一方で、全ての責任を自分で負うことになります。「俺の魂の仕事を、俺の道のりで実現したい」という強い覚悟がなければ、この道は選べません。この記事では、複業・副業エンジニアがフリーランスとして独立するために必要な準備と心構えについて、私自身の決断と軌跡を交えながら、具体的なステップで解説します。
独立を決断する前に、フリーランスという働き方のメリットとデメリットを深く理解しておくことが重要です。
フリーランスのメリットはこちらです。
フリーランスのデメリットはこちらです。
私は、フリーランスのメリット、特に「時間と場所の自由」と「魂の仕事への集中」に強く惹かれました。会社員時代は、朝満員電車に揺られ、定時出社、残業というルーティンに縛られ、自分のやりたい開発になかなか時間を割けないことに不満を感じていました。デメリットも理解した上で、「それでも俺は自由を選ぶ!」という覚悟を決め、私の道のりを切り拓くことを決意しました。
複業・副業である程度の経験を積んだエンジニアがフリーランスとして独立する際には、計画的な準備が不可欠です。私が独立前に実践した具体的な準備はこちらです。
私は、独立を決意してから2年間、複業・副業で得た収入のほとんどを貯蓄に回し、生活費の1年分を確保しました。また、複業・副業で担当したプロジェクトは全て丁寧にポートフォリオにまとめ、エンジニアとしての得意分野や実績を明確にしました。特に、複業・副業で出会ったクライアントから独立後も継続して案件をいただけるよう、独立前に丁寧なヒアリングと関係構築を行いました。この複業・副業で培った土台が、私がスムーズにフリーランスとして自立できた大きな要因だと感じています。
フリーランスとして自立した上で、魂の仕事を追求するためには、戦略的な思考が必要です。私は、私の情熱を「俺のビジネス」へと昇華させるための戦略を練り上げました。
私は、Webパフォーマンス改善というニッチな分野に特化することにしました。これは、複業・副業でいくつかの案件を手掛ける中で、私が最も情熱を傾けられる分野だと気づいたからです。私は、この分野に関する技術ブログを立ち上げ、定期的に専門的な記事を執筆しました。これが功を奏し、ブログを見た企業から直接コンサルティングの依頼が来るようになりました。私の魂の仕事が、俺のビジネスとして結実した瞬間でした。
フリーランスとして独立した後も、様々な課題に直面します。しかし、それらを乗り越えることで、エンジニアとしての私はさらに成長できます。
私が独立して半年後、これまで継続的に依頼をいただいていたメインのクライアントから、突然契約終了の連絡がありました。私は一瞬、「終わった…」と思いましたが、これをピンチではなくチャンスだと捉え、これまで温めていた別の魂の仕事に関するプロジェクトを本格的に動き出すきっかけにしました。そのプロジェクトは、これまで私が培ってきた技術と、心からやりたかった社会貢献を融合させたものでした。結果的に、そのプロジェクトは大きな成功を収め、私の複業・副業とフリーランスエンジニアとしてのキャリアを、さらに一段上のステージへと押し上げてくれました。
エンジニアが複業・副業を通じてフリーランスとして自立することは、決して簡単な道のりではありません。しかし、それは、自身のスキルと情熱を最大限に活かし、真の自由と魂の充実を手にいれるための、最高の挑戦です。
私の道のりは、まさに「俺の決断と軌跡」そのものでした。会社員時代には想像もできなかったような、時間や場所の自由、そして自分の手で生み出した価値が直接的に誰かの役に立ち、感謝される喜び。これらは、私が複業・副業からフリーランスへとステップアップすることで手に入れた、何物にも代えがたいものです。
この記事が、複業・副業エンジニアとして、あるいはフリーランスとして自立を目指す皆さんの背中を押し、あなた自身の「魂の仕事」を見つけ、私の道を切り拓くためのヒントとなれば幸いです。俺の挑戦は、これからも続きます。